重松清『疾走 下』（ISBN:4043646038） →g:book:id:zenon:20060331

というわけで平成17年度、2005年度は今日にて終了。年越しとは違って、身の回りにはさして変化などないが、書類上とかそういう事務的なところは色々変化がある。そして、預金に利子がつく。ただでさえ預金は少ないのに、利率も低ければ、その利子でうまい棒…

導入は特によくて、その後も高いクオリティで安定。ただ、SF的説明を延々とキャラが喋ったりするのは困るよなぁ……。補足なしに専門用語を連発されても。先述した通り、高位安定ではあるし、ストーリーもしっかりしていると思う。が、結末へ向けての収束は今…

サブタイトルをパクるのなら、いっそのこと中身もパクっちゃえば神だったのに。クールの締めの回は、どちらかというと泣かせにかかる話。冬樹が世界滅亡爆弾みたいなものを持って、爆破ボタンを押すとか押さないとか、夏美が拘束されて「あたしはいいから！…

確かにちゃんと物事は解決して、話は終わっているんだけど、今までの展開が結構大きかったものだから、不完全な感じがする。混沌状態にあった各時空もきれいに分離する。郡山のおっちゃんが二人出てきたのはすごくリアルに混沌を感じた。そして、いったいア…