化合物の恐怖

世の中危険な物質などいくらでもあるのだろうが、その中に人類に身近で、そして危険だという物質がある。それは、一酸化ニ水素だ。
一酸化ニ水素で、年に何万もの人が死んでいる。この物質は、あらゆる物と組み合わさる。その組み合わせによっては、更に危険なものにもなる。爆発させるのも簡単だ。更に、物の性質にも因るが、物を溶解する性質もある。
しかし、この物質はよく食べ物に入っているという。たとえ無農薬野菜でも、健康食品でも、大抵はこれが入っている。今日、あなたは何を食べましたか。ご飯…入っている。味噌汁…入っている。お茶…入っている。このように、あらゆる食べ物に入っているのだ。
と、ここまで書いたところで、わかる人はわかるだろう。一酸化に水素の正体を。
一酸化ニ水素、つまりH2Oは、俗にいう水だ。このような話は、ある学生が論文として発表した。それを元に作ったのが、上の文である。
物は言いよう。一酸化ニ水素を水に置き換えて読んでみる。すると、そんなに脅威を感じないはずだ。
世の中は広告で溢れている。しかし、その中には、上のような、騙されるような広告があるかもしれない。まずは疑う。これは大事なことだろう。