福岡西方沖で震度6弱

そのときは田舎に帰っていて、地震の起きたとき(午前10時53分)には地元スーパーの中に居た。そしてスーパーを出、車にもどりカーナビのテレビをつける。すると「笑っていいとも!」が放送されていた。すると、警報音と共に「津波警報」というテロップが。
――くぁwせdrftgyふじこlp;!!!
そして「津波警報」の内容が出てくる。九州地方に津波注意報。こりゃ大変、今いるところとは全く関係ないが、こりゃ大変。そう思いつつチャンネルをNHKに変えようとしたが――。
チャンネルわかんねえーーーーー!!!
しょうがないので、60以上あるチャンネルを、VHF・UHFともに次々と変えていく。途中でテレビ朝日系列の局に引っかかる。ちょうど地震情報をやっていた。それによると震度6弱とのこと。
――くぁwせdrftgyふじこlp;!!!
目的は民放じゃない、NHKなんだ――! そう思いつつチャンネルを次々と変えていく。やっと出てきた。32chだった。
ある程度状況を飲み込んだところで、「震度6弱、福岡市――」と読み上げていくアナウンサーの顔が。この人はっ。マンドリル*1!!!
マンドリルといえば、新潟県中越地震のときも出てきた。そのとき「地震の心配はありません」と、とんでもないことを言っちゃった人である。そのせいか知らないが、今春、左遷が決定。
まもなくニュース番組から降ろされるマンドリル、最後の試練。だが、相変わらず噛みまくり。福岡放送局のアナウンサーのほうが落ち着いているという事実。
九州というのは日本の中でも地震の少ないところだ。なので、あまりに地震に慣れていないだろう。NHKではよく地震発生時の局内の様子を放送するが、大地震が近くで起きまくりのNHK釧路放送局の人とは明らかに行動パターンが違う。
NHK釧路の人は強い揺れが来ると、少し待ってから早歩きでどこかへ向かう。焦っている様子はあまり感じられない。
それに対し今日のNHK福岡の人は、地震が起こると、ある人は書類が崩れる中を走り、ある人は机の下にもぐり、明らかに釧路とは違う。こういうところで「地震の慣れ」がわかるのかと思いつつ。
午後0時半ごろ、いつもの通り、気象庁による会見がはじまる。いつも通り、地震津波監視課の山本雅博課長が出てくる。もうこの人の顔と名前を覚えてしまった。それにしてもこの人いつも待機しているのか。地震が起きたらすぐこの人が会見している気がする。それが日中でも早朝でも深夜でも。なぜだろう。
死者が1人出たようだ。中越地震のときもそうだったが、時が経つにつれ、次々と惨状が明らかになっていく。どこまで被害は拡大するのだろうか――。

*1:藤井克典アナウンサーのこと。顔がマンドリルに似ていることに由来する。2ちゃんねるではNHK板とか番組ch(NHK)とかでよく使われる