積読

積ん読、もしくは積読という言葉があります。「今しか買えない!」といった調子で本を買う。しかしまだほかの本を読んでいないのでとりあえず積んでおく。後日、同じ調子で本を買ってしまう。しかしまだほかの本を読んでいないのでとりあえず積んでおく。そのまた後日、同じ調子で本を買ってしまう。しかしまだほかの本を読んでいないのでとりあえず積んでおく……といった調子で、どんどん本がたまっていくことを現しています。
ということで「もうちょっと速読できればなー」と思って止まないzenonです。おはようございます。こんにちは。そしてこんばんは。もしくはハロー。もしくはボンジュール。もしくはニーハオ。
さて前置きが大変長くなりましたが、僕の場合、たしかに積読状態に陥ってるのは確かなんですが、一段落目の説明とは大きく違う点があるんですね。それは「買えない!」ではなく「借りれない!」なんですよ。財布を覗けば札の入るところは空ですし。かろうじて硬貨の入るところには五百円玉一枚と、百円玉二枚と、あとは小銭の愉快な仲間たちしか。ということで向かうが先は市立図書館。入ると途端にトイレに行きたくなってしまう、青木まり子現象を体験したいときにはとっておきの場所です。書店に次ぐくらい。
図書館では散々嫌がらせをしています。司書を酷使させます。極悪。本を取り寄せさせます。極悪。「税金を思いっきり使おう!」という信念に則って行っています。確信犯(正用でも誤用でも)です。「おうおうおうおうおう! 消費税しか払ってねーけどな! いっぱい使ってやるからな!」という感じで。図書館を有効活用していると、自分では思っています。
ということで本題に戻って現在の積読状態はというと、図書館分が10冊と少し。購入分が2冊。まだこれは症状としては軽いほうなのかな。重症者だと100冊なんて軽くこえているようですし。積読が減っていくのは最高の快感です。けど積読が増えていくのもまた最高の快感です。
けど、やっぱり思いっきり買って積読するのが夢かな。