今日の「鍵姫物語 永久アリス輪舞曲」#13(最終回)

…………………………何だったんだ。
前回できれいに終わって今回は何をするのかと思って今回は何をするのかと思えば、アリスを元に、そこにあらゆる童話を混ぜた話(ただし出てくるキャラクタは有人やありす、きらはといった面々)が! ぶっ飛びすぎているのでむしろ潔い。RPGみたいな画面になったかと思えば、狼との会話が恐ろしくふざけているし。前回の次回予告でのきらはの「お兄ちゃん大嫌い」発言の謎も解明。
なんか有人ときらはは異世界に飛んでしまい、そこでありすやキサと合流。有人ら一行はお城の前に来て、その扉に四つの鍵穴があるのを発見する。ひとつはありす、ひとつはきらは、ひとつはキサ、それぞれの持つ鍵がぴったりとはまる。鍵がはまるたび、ありすらは例のアリス能力者の格好へと変身する。そして最後のひとつは、「僕だ」と残る一人、有人のものではないかという展開に。まさか、有人がウサ耳をつけて――? 有人は鍵を挿し込む。その瞬間、有人の目がきらめく。「ちょwwwまwwwww」と一瞬VIPPERになってしまったが、その結果、最後の鍵穴にはまる鍵は、有人の鍵ではなかった。あとでキリカのものだとわかった。
城ではすっかりバカキャラへと成り下がったタキオンが歌いまくっている。いろいろあった末に万事解決大団円。終わり。……いや、おい、おかしいだろ。
――そう、この話はすべて有人の想像もとい妄想から生まれたものだったのだ!
まさかの物語オチ。超展開アニメは最後まで超展開だったのだ。