『地獄少女 二籠』#23「不信」

「静かな湖畔にヤッホーヤッホー」と初っ端から何事かと思ったら、早速細かいいざこざで地獄送りが発生。かなり短絡的で無茶苦茶な展開ではあるが、この拓真の話はそれ自体がとんでもないインパクトを持っているものだから、とんでもない展開を見せられても何とも思わなくなってきている。慣れとか順応とかっておそろしい。これまた無茶苦茶な濡れ衣も、話の流れからして当然のような感じがしてきた。
不幸が続く拓真はと言えば、人間不信になりつつも、一応は自分を保っている。なかなか精神が強靭だ。とりあえず、水は流しっぱなしだけど、風呂に入るだけの精神的な余裕はあるらしい。