夏目義徳『クロザクロ 7 (7)』（ISBN:4091201083）

評価：★★★☆☆

これまでザクロの6つの封印のうち半分を解いてきた幹人。彼は残りの半分の封印も解くために、そしてザクロと共に戦ったことを無駄にしないためにも、前へ進もうと決意する。一方その頃、蒐集者組織では幹部会が開かれていたが、そこに黒棘の萩が紛れ込んで……。

まあ普通にまとまった。ひねくれた展開をするような作品でもないので、妥当なところと言えよう。ここぞというときに1ページやあるいは見開き2ページを使って描かれる、トーンをあまり使わずに線で陰影をつけた絵が凄くきれいだな。