『電脳コイル』#17「最後の夏休み」

「夏休みの最後」ではなく「最後の夏休み」、「最後」ってどういう意味の「最後」なのか、どの範囲での「最後」なのか……サブタイトルまで深読みしてしまうほどにミステリーじみた展開が続く。それにしてもヤサコたちはまだ小学生だろうに、増せた会話が多いな。話のほうも小学生らしい騒ぎの範囲をずっとこえていて、かなり大仰な感じになってきている。何だかセカイ系っぽい。いや別に、「きみとぼく」と「世界」が直結しているわけではないのだが、シリーズ当初のことを思えばそのくらい話の規模が大きくなってきている。……いや、もしかしたら「きみとぼく」と「世界」はもう繋がっているかもしれないな。